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2008-06-14

FIP疑惑から


こいつらの健康管理を助けるためにちょっと作ってみた。
「にゃワン(ペット健康ログ)」

一昨年に「J」がFIPで逝ってしまったときは本当に落ちました。
「なんでもっと早く気付いてやれなかったのか?」
気付くのが早ければ体力が落ちる前にいろいろな対処方法があったかも知れないのにと今でも後悔しています。

そして、昨年11月の終わりごろに「M」と「G」がひどい下痢を起こしました。
そのときは血液検査と、とりあえずの処置として
一般的な下痢の対処(1日ちょいの絶食と下痢止めの薬であとは少しずつ消化のよいゴハンを増やしながら様子を見る)を行いました。

1週間後の検査の結果は...コロナウィルス/FIPの抗体価がそれぞれ
M:6400
G:12800

この時点での症状は
 下痢、嘔吐、食欲減退、発熱

これは、こいつらもFIPか?と覚悟しました。
で、下痢の症状が再度現れたときに病院で猫好きの方の獣医さんが「ステロイドの投薬始める前に整腸剤でもう少し様子を見ましょう」というアドバイスをしてくれたのでそれに従いました。(理由は血液検査の抗体価以外の数値が比較的正常値であったため。)

「症状が改善されないときはFIP確定としてステロイドの投薬を始めましょう」ということにしました。
(続く...)
...結果、半年たった今では「G」も「M」も元気にやってます。

整腸剤投与は1週間程度でその間の食事は消化が良くなるように
「水を少し加えて少し加熱してふやかしたもの」(缶、カリカリ共に)
を与えました。
その後、下痢は収まり食欲もほぼ戻ったので通常の給餌方法にしました。

今は「J」のときに食欲減退という判りやすい症状に気づくのが遅かったということの反省から
 ・ネコたちが食べたゴハンの量を常に把握する
 ・数日毎に体重を量る
ということに注意を払っているぐらいです。
あっ、あとAHCCというサプリメント?を朝と夜に毎日あげてます。

そんな普段の食事量と体重、体温の記録を管理するために作ったのが
この「にゃワン(ペット健康ログ)」
です。


うちの「G」と「M」のデータ




まだまだ改良していく予定です。
だれか使ってみてー。テスターとして...

ちなみに最低でも以下の道具は必要です。
 ゴハンの量を量るのに:キッチンスケール(ハカリ)
 体重を量るのに:ベビースケール(赤ちゃん用体重計)
 体温を計るのに:体温計(短時間で計れるのがいい)

categoryネコの健康  time2008-06-14 16:40  authorkagekino 

コメント

城東区 蒲生コーポ 上層階 wrote:

ネコ/コロナウィルス(FIP伝染性腹膜炎)に感染した猫にメグミルクヨーグルト(旧雪印ナチュレ)をくちから溢れるほどスプーンでながしこみます、すると血便や下痢が治るのはもちろん、発作的なせきや熱や貧血、黄疸までおさまります。「あと数日で腹水がたまり始める」と医者に指摘された子ねこちゃんも、あとではふつうにじゃれて遊ぶ、通常の子ネコにもどりました。
ピロリ菌を抑制する、と聞いて、感染した菌にも効くのでは?と思った予感は的中しました
2011-07-15 time00:56

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